難破クルーズで金持ち客と使用人の立場が逆転 「逆転のトライアングル」がカンヌに...
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スウェーデンの鬼才、リューベン・オストルンド監督。その新作『逆転のトライアングル』は、思わぬアクシデントによって社会的地位や人間関係がかき乱される、彼特有の批評眼に満ちたものだ。そこでは客と使用人の立場が逆転し、ビリオネールたちは生き残るために、使用人に媚びへつらうことになる。皮肉の効いたユーモアの連発に、カンヌの会場内は引きつった笑いに包まれた。飄々とした風体で取材を受けてくれたオストルンド監督は、長編6作目にあたる本作のアイディアの発端について、ファッション・フォトグラファーである妻の影響...