【坂本図書】

坂本龍一の傍にはいつも本があった。
「いつか古書店の店主になるのが夢だった」と語り、
東京の仮住まいでも特製の本棚を設け新旧の本を蔵していくほど、
無類の本好きで愛書家だった。
本書は、2018年から2022年にわたり、婦人画報に掲載していた連載『坂本図書』全36回分と、2023年3月8日に実施された、坂本龍一と旧知の仲である編集者・鈴木正文氏との対談「2023年の坂本図書」を収録しています。
本から始まり、本に気づかされ、本で確信する。
本を媒介に浮かび上がる、坂本龍一の記憶と想像の人物録です。

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